買って応援!クリスマス企画~能登半島地震・復興応援~

かけがえのない命を守るために 私たちは、過去の災害から学んだ教訓を活かし災害に強いまちづくりのお手伝いをしているNPOです。

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。


みんなで「竹とうろう」づくり、そして「点灯式&ゴスペルコンサート」

★竹とうろうづくりに挑戦!
11月25日(土)河内集会所、住吉公民館、11月26日(日)諸橋公民館、11月2日(日)由比ヶ丘団地集会所の4箇所で竹とうろうづくりワークショップが行われました。
指導は名古屋から「テシゴトかふぇ」のみなさん。
短く切り出した竹やみんなが使えるように電動ドリルなどの工具をたくさん持って穴水入りしてくださいました。
簡単なレクチャーを受けたら、いくつかのデザインパターンを組み合わせて自分だけの竹とうろうを作っていきます。


住民の方からは、
「デザインを考えたり、迷ったりするのも楽しいね」
「長い竹でやったらかっこいい」
「電動ドリルは初めてで怖かったけど、手伝ってもらってちゃんと作れたわ」
大人から子どもまで、男女を問わず楽しむことができたようです。
★最終日は点灯式&ゴスペルコンサート
最終日の11月2日(日)は由比ヶ丘団地で「点灯式&ゴスペルコンサート」が行われました。
「テシゴトかふぇ」のメンバーは、なんと名古屋で活動するゴスペル隊のみなさん。
みんなで作った竹とうろうを持ち寄ってのコンサートとなりました。

開始30分前からお客さまが次々と。
竹灯ろうを作った方は自身の作品を、作っていない方はテシゴトかふぇメンバーが作った作品をプレゼントし席に着きます。
コンサート最後の曲が点灯タイム。
各自でLEDライトを点け竹とうろうの中に入れたらスタンバイオーケーです。
同じ時期にボラまち亭で行われた「ランタンづくりワークショップ」に参加した方もランタンのスイッチオン。
「せーのっ!」の合図で部屋を消灯すると、ほわ~っと灯りが揺らめき始め歓声が上がりました。
「平和の神が」という静かなバラード曲を歌うゴスペル隊と客席で揺らぐ灯りが一体となり素敵な時間になりました。
じっと灯を見つめる方、静かに涙を流す方、ことばにならない思いが揺らいでいるようでした。


(報告:穴水拠点スタッフ 長田)
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当座 0126026
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★伝統行事「磐持(ばんもち)」の復活
江戸時代から続く力比べの行事「磐持(ばんもち)」
下唐川地区では古くから地域の誇りとして受け継がれてきました。
しかし、令和6年能登半島地震で下唐川地区も甚大な被害を受け、多くの方々がこの地区を離れてしまったため、昨年は開催がかないませんでした。
そんな中、この話を聞いた日本福祉大学の学生たちが立ち上がりました。
彼らはレスキューストックヤードの足湯ボランティアとして現地を訪れていたメンバーで、「地元の伝統をもう一度取り戻そう」と呼びかけ「磐持復活プロジェクト」を結成。


地元の大学生たちと協力しながら、何度もミーティングを重ね、また、藁編みから米詰めまでを手作業で行い、ついに大会開催にこぎつけました。
大会当日はあいにくの雨模様。
特設ステージや観客席には急きょテントを張り、スタッフたちは雨対策に追われましたが、それでも多くの方々が会場「ガーデン・カラコ」(下唐川地区住民が手づくりした交流スペース)に集まりました。
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地元ミュージシャンのライブで会場が温まってきました。そして、土砂降りの中、いよいよ大会スタート!

「磐持復活プロジェクト」の学生たちも競技に参加し、子どもと大人の部に分かれて力比べが行われました。
45キロ、60キロ、75キロ、90キロの俵を次々と担ぎ上げるたびに、大歓声が会場を包みました。


結果は、
雨にもかかわらず、会場は大きな拍手と笑顔にあふれました。
集まった方々からは「やっぱり祭りは元気になる」「また来年も開催したい」といった声が多く聞かれました。
今回はレスキューストックヤードのボランティアスタッフも大会運営に協力。
雨の中のテント張りや慣れない米俵の搬送など苦労しましたが 、「伝統行事の復活に関われてよかった」という感想をもらいました。
雨にも負けず、地域の力と若者たちの想いで復活した「からこ磐持大会」。
この日の熱気と笑顔が、きっと来年への大きな力になることでしょう。
(報告:穴水拠点スタッフ 稲垣)
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★「穴水→名古屋子ども交流ツアー」を開催しました!
令和6年能登半島地震から1年半以上が経過し、穴水町では災害公営住宅の建設も始まり復興に向けた取り組みが少しずつ進んでいますが、ここで暮らす子どもたちは今でも様々な場面で我慢をしながらの生活を続けています。
そんな子どもたちに普段の生活から離れて思いっきり楽しんでもらいたいと、昨年に続き「穴水→名古屋子ども交流ツアー」を開催しました。
昨年は小学4年から6年までの児童を対象に実施しましたが、今回は小学4年、中学2、3年の児童・生徒を優先的に対象とし、更に、昨年のツアーに参加して今年も行きたいという子もOKとしたところ、小学4年から中学3年まで合わせて75人の子どもたちが参加してくれました。
★ある保護者の言葉に
ツアーの開催前、参加を予定している子どもの保護者説明会をボラまち亭で行いました。その際、ある保護者の方からこんなお話を伺いました。
「地震後、自営でやっている仕事が忙しくなってほとんど休まずに働いているので、子供をどこにも連れて行ってやれなくて、こんなツアーに参加させてもらえるのは本当にありがたいです。子供も旅行に行けるので本当に喜んでます。」
さらに伺うと、「私も仕事を手伝うことはあるけれど、ほとんどは主人が一人でやっていて、全然休まず働き続けているので体のことが心配で…」
この保護者のように、震災によって生活が一変してしまった方々が、無理を押しながら地震前の日常を取り戻そうと努力している姿が思い浮かび、物心両面の支援の継続が不可欠だと改めて感じさせられた言葉でした。
★いざ、名古屋へ!
8月25日朝、子どもたちを乗せた観光バス3台は一路名古屋へ向けて出発。
高速道路の通行止めで到着が予定より少し遅れましたが、無事名古屋に到着。
最初の観光先は名古屋港水族館です。
バスが到着すると、これから3日間、それぞれのグループを引率してくれる大学生ボランティアが出迎えました。

初対面のお兄さん、お姉さんのアテンドに初めは少し緊張しながらも、次第に打ち解けて、仲間と一緒にイルカショーを見たり、お土産を探したりしながら時間一杯まで楽しみました。



次に向かったのは真宗大谷派名古屋別院。1日目の宿泊先です。
大きな本堂に上がり、ご輪番やRSY栗田代表、ご来賓から歓迎を受けました。

そしてお待ちかね、夕食は子どもたちの大好きなバーベキュー。
お寺のボランティアの皆さんや食材を提供してくださった生協の皆さんによるもてなしでみんなお腹いっぱいになるまでお肉を頬張りました。


穴水から子どもたちが来るということで、能登から名古屋近郊に広域避難されている方々や中部石川県人会の方もお越しくださり、130人を超える大人数で賑やかなひと時を過ごしました。
初日のイベントは盛り沢山で、バーベキューの後は地下鉄に乗ってテレビ塔の夜景鑑賞に向かいました。


地下鉄に乗るのが初めての子も、引率の学生に切符の買い方を教えてもらい、自分で切符を買って地下鉄に乗りました。
テレビ塔の展望台では、賑やかな名古屋の街並みをしっかり目に焼き付けました。
お寺に戻った後は入浴、就寝の準備です。小学生も中学生も一緒の大部屋に布団を敷き詰め、子どもたちは大はしゃぎ。消灯時間をしばらく過ぎて、ようやく寝静まりました。

2日目、始まりはお朝事から。
まだ眠い目を擦りつつ本堂へ。たくさんのお坊さんが整然と並び読経を始めると、子どもたちも神妙な面持ちでお参りをしていました。

生協さんが用意してくださったサンドイッチを朝食にいただいた後は、子どもたちがこのツアーで一番楽しみにしていたナガシマスパーランドへ。
名古屋でも37℃近くまで気温が上がったこの日、ナガシマスパーランドも朝から汗が噴き出るほどの暑さになりました。でも、引率の学生やサポートする看護スタッフの心配などお構いなしに子どもたちは大喜びの様子。
ナガシマ自慢の絶叫系コースターに挑戦するグループもあれば、そういうのはちょっと苦手という子も。それぞれ思い思いの乗り物などを満喫、1日中遊び倒しました。



そして夜は名古屋クラウンホテルに宿泊。
夕食会では名古屋めしに舌鼓を打ちながら、お楽しみ会で盛り上がりました。

能登半島地震で愛知県に広域避難され、支援活動を通じてレスキューストックヤードとの関わりができた方のご親族から「何かお役に立てることがあれば」とのお申し出をいただいたのですが、その方はプロのマジシャン。ボランティアでマジックショーをしていただけることになったのです。


次々に繰り出されるマジックに子どものみならず、学生やスタッフも釘付けになりました。
続いてビンゴ大会。景品の名古屋土産をゲットしようとビンゴカードを見る子どもたちの目は真剣です。栗田代表の司会進行で会場は大盛り上がりでした。
ビンゴ大会で景品を貰えなかった子どもたちも手ぶらでは帰せません。名古屋観光コンベンションビューローの職員さんが会場に駆けつけ、名古屋のグッズがたくさん入ったお土産を全員にプレゼント。
夕食後はそれぞれの部屋に戻り、仲の良い友達同士、集まって話をしたりゲームをしたりと、思い思いに名古屋の夜を楽しく過ごしました。
3日目、ツアー最終日の観光先は東山動物園です。
この日も朝から気温がグングン上がり暑い1日になりました。



動物たちも暑さでちょっとお疲れ気味の様子。
引率の学生に疲れが見えるようになってきても、子どもたちの元気は全く変わりません。時間一杯まで園内を周り最後まで楽しんでいました。
楽しかったツアーもいよいよ帰路に着く時間。
引率してくれた大学生ボランティアとは動物園の駐車場でお別れです。


動き出したバスに手を振って見送る学生やスタッフ。
3日間ずっと一緒だったお兄さん、お姉さんたちと別れるのが寂しくて涙ぐむ子どもも。バスの中で学生あてのメッセージを書いたり、ツアーの後でお手紙を送ってくれた子もいました。
わずか3日間のツアーでしたが、夏休みの思い出として子どもたちの記憶に残るものになってくれたらと願っています。
(報告:穴水拠点スタッフ 山田)
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(概要)
・活動内容:ボラまち亭、交流会や足湯&
みなさま
お世話になります。RSY事務局です。
「R6能登半島地震」において、現在七尾市で活動継続中の「民間災害ボランティアセンターおらっちゃ七尾」さんがボランティアを大募集しています。被災された方お一人おひとりの困りごにとても丁寧に対応されており、RSYが信頼している団体の一つです。
現在、家の片づけや災害廃棄物の運搬などを中心に100件以上のニーズが寄せられており、また、自ら助けを求められない方々への個別訪問の人手不足も深刻な課題となっています。
特に平日のボランティアが不足しているということですので、被災地での活動を検討されている方はぜひご協力ください。
★活動の詳細が知りたい方
「おらっちゃ七尾」HPをご覧下さい
https://oratchananao.hp.peraichi.com/
★活動に今すぐ申し込みたい方
申込フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9PLWyGep577gBzBGoeUM97XVuGu5lLJzH-3sfzj31WjWtXg/viewform
★その他問合せ
おらっちゃ七尾事務局
TEL:0767-57-5154
受付時間:10:00~18:00
※水曜定休
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★「ボラまち喫茶」営業開始!!
6月まで運用していた「おすそわけコーナー」が一区切りとなり、ボラまち亭では新たに「ボラまち喫茶」の営業を開始いたしました。
これまでおすそわけコーナーで集計していたアンケートをみると、震災から1年が経過しても食欲不振や食事量の低下を実感されている方が多くいらっしゃるので、このような取り組みを始めるきっかけになりました。
「ボラまち喫茶」は毎週日曜日9:30~11:30までの営業です。
1日限定30食、1食300円で名古屋さながらのモーニングセットを穴水で楽しんでいただくことが出来ます。
シェフは地元の女性。元々お料理好きで、震災の直後は避難所での炊き出しをお手伝いしてくださっていました。
将来自分のお店を持つことを夢見て、皆さんに美味しい食事を提供してくださっています。
国産小麦、こだわりのバターを使用し愛の籠ったパンを手作りしています。
ボランティアに来てくださった皆さんにもお料理の運搬やドリンクの提供などをお手伝いしていただいています。


7月6日日曜日に迎えた初日から毎回25名程度がお越しくださっています。
てんやわんやの私たちの様子を見た地元の方の中には、ボランティアを申し出て下さった方もいらっしゃり、とっても助かっております。
★8月9日からは土曜営業も開始
土曜営業では「ケーキセット」を楽しむことができます。
こちらは1食200円でお好きなドリンクとシフォンケーキを味わえます。
飲食スペースもヨーロッパを彷彿とさせる落ち着く空間に生まれ変わりました。
★1日シェフの取り組み
ボラまち亭では大量調理が出来る厨房を整備し、ご希望を頂いた皆様に貸し出しを行っています。
第1回目は穴水町社会福祉協議会の職員の皆様の「ぼったちゃん」を開催。
夏野菜をふんだんに使用したお料理を振舞っていただきました。
ボラまち喫茶を通して
「誰かとご飯を食べるのは久しぶりだわ」
「少しお出かけした気分になれて楽しい」という声が聴かれています。
旬の地元の果物を使った「梅ジュース」や「マンゴーソーダ」、「マーマレード」や「スモモのジャム」なども大好評です。
梅のヘタ取りは地元の方もお手伝い下さいました。

今後のボラまち喫茶の発展がとても楽しみです。
(報告:穴水拠点スタッフ 西井)
★10月運行の名古屋発・ボランティアカーお申し込みはコチラ
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