【夏期休業のお知らせ】認定NPO法人レスキューストックヤード

レスキューストックヤード事務局です。

全国的には、極暑が続く一方、
熊本県をはじめとして九州、中国地方で大雨特別警報が断続的に発令され
被災されているみなさまには、心からお見舞い申し上げます。
能登半島にも大雨警報が出るなど、気が抜けません。
みなさまも、くれぐれもご安全にお過ごしください。
さて、下記の日程で通常業務は夏期休業させていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、ご了承ください。

名古屋事務所(ふくしま支援室共):

8月13日(水) ~ 17日(日)

穴水拠点「ボラまち亭」     : 

8月11日(月・祝) ~ 15日(木)

★★★災害が発生した場合は、この限りではありません★★★

(RSY)6日からの大雨の影響について(第3報)/石川県穴水町

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが拠点を置く穴水町をはじめ石川県内では、8月6日からの大雨で道路冠水や浸水被害が出ています。

RSYは8月9日も引き続き高潮の影響で水の引かない川島第2仮設団地F棟や床下浸水のあった兜地区の一部(6~7世帯)を訪問しました。RSYボランティア看護・福祉チームやボランティア便の皆さんと共に、被害状況の確認と買い物や通院等の生活課題、健康状態について聞き取りし、ご希望に応じて飲用水や食料品を提供しています。

(川島第2F棟付近)

(兜地区・甲大橋付近)

川島第2団地F棟には22世帯が暮らしており、特に低い土地にある2棟周辺に冠水が集中。常にくるぶしより上程度の冠水があるため、車が潮水に浸かることを恐れて通れないという方もいます。さらに、病人や足の悪い高齢者、障がい者等がいる数世帯からは、自力での移動が難しいため、6日以降外出ができていないという話もききました。

冠水箇所はごく局所。長靴を履いて無理をすれば歩けないこともない深さで、周辺地域にもこれらの不安や困難な様子が伝わりにくい状態です。立地場所からとにかく高潮が収まらなければ打つ手がなく、住民からは「仕方ない」「どうしようもない」とあきらめの言葉も聞かれていました。


本日、朝から強い雨が降り、午前11時半頃に穴水地区・住吉地区に警戒レベル4(避難指示)が発令されました。町は町内2カ所(プルート、向洋小学校)に避難所を開設。RSYもこれに応じて、すぐに冠水の危険性の高い川島第2仮設F棟を全戸訪問して避難指示と避難所開設を伝達しました。車もなく持病のある方をプルートへ避難誘導し、RSY看護福祉チームが健康チェック等を行いました。他にも、川沿いの仮設団地から6名が避難していました。

中には「認知症のある90代の母親を避難所に連れて行き、環境の変化で落ち着かないと周囲に迷惑をかける」という気兼ねからギリギリまで様子をみたいという方もおり、道路冠水後は移動困難になることや、避難所に行けば役場職員もいるため安心であることをお伝えしました。

これらの情報は穴水町と町社会福祉協議会、同地区に拠点を置くNPOらとも共有し、物理的・精神的にも孤立しないよう継続的な対応を進めていきます。


また、今回の大雨で金沢市内でも浸水があり、金沢市社会福祉協議会は8月9日(土)~11日(月・祝)の期間で災害ボランティアセンターを開設しました。

昨日、石川県社会福祉協議会の仲介のもと、震災がつなぐ全国ネットワークが作成した冊子「水害にあったときに」と飲用水をお届けしました。地元社協によれば、「水は泥を含んでおらずすっと入ってすっと出たという印象。家を見ても一見被災したか分からない。9日は70人のボランティアが活動し、この日のニーズはほぼ完了。穴水も大変な中ありがとうございます。」と言付かりました。

穴水はこれから夜にかけて、強い雨が断続的に降る予報です。九州方面でも深刻な被害が出ています。これ以上、被害が拡大しないことを切に願います。

★震災がつなぐ全国ネットワーク
水害後の対応に関するお役立ち冊子「水害にあったときに」はこちらからダウンロードできます。
https://shintsuna.org/tools/

※8月11日(月)~15日(金)までRSY穴水拠点「ボラまち亭」は閉所となりますのでご注意下さい。

穴水町へのボランティア・まだまだ募集中

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RSY活動支援募金にご協力ください!
(随時受付中)
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★Yahooネット基金:令和6年能登復興支援
孤立を防ぎ、生きる力を支えるみんなの居場所「ボラまち亭」運営

★ご寄付:この支援金は、スタッフの現地派遣や情報発信、被災者への生活支援プログラムのために活用致します。

【クレジットカード決済】
https://congrant.com/project/rsy/7651
【郵便振替でも寄付を募集しております】
ゆうちょ銀行
ゼロハチキュー支店 089
当座 0126026
特定非営利活動法人レスキューストックヤード
※「カツドウキフ 寄付者のお名前(カタカナ)」とご入力ください。
<郵便振替>
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(RSY)6日からの大雨の影響について(第2報)/石川県穴水町

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
RSYが拠点を置く石川県穴水町でも、8月6日からの大雨で道路冠水や床下浸水の被害が出ています。

昨日報告した仮設団地は、地震による地盤沈下と高潮の影響で、いまだにひざ下15㎝程度の水が引かない状態が続いています。潮水が長時間仮設団地の床下や倉庫に侵入している可能性が高く、今後のカビや害虫、悪臭等が心配されています。

町の担当課に報告・問い合わせをしたところ「大潮の時期であり、排水からの逆流も重なっているため今は潮が引くのを待つしかない。床下については心配な点は否めないので、業者に問い合わせ影響や対処法など調べ、状況が落ち着き次第対応する」との回答を頂きました。

被害はごく局所で、今のところライフラインの途絶はなく、町は通常通りに動いています。昨日、RSY107陣に参加している5名のボランティアさんに当該仮設を巡回して頂き、お見舞いを兼ねて飲用水の提供とヒアリングを行いました。

いつも通り出勤や外出されている方も多いことに安堵しつつ、一方で冠水の中、自力移動が難しい高齢者や病人の体調が心配されるため、今後も状況確認と見守りを継続していきます。

(住民の声)
【川島第2F団地】
川島第2集会所、駅前にある「プルート」が避難所となっており周知はされているものの高齢者が多いため、今後は再周知や事前の避難誘導が必要。

・高潮による浸水は前から大雨に関係なく起こってた。地震の影響で土地が下がっているからなおさらひどいのだと思う。

・この辺一帯は以前から水に浸かる場所で、特に満潮時は道路が川のようになる。だからいつものことだと思って、今回も特段避難は考えなかった。

・近くに公費解体の廃棄物集積所があるのでダンプが通るたびに波しぶきが起こる。大雨の時は川と道路の境目が見えなくなり、一帯に水が広がってドキドキした。水が引いて乾いた後の土埃も大変。外に洗濯ものが干せない。

・しばらく親類の家に避難していた。

・駐車場は半分水浸。水が来てから逃げようと思ったけど、どこに行けばよいのか分からなかったので避難しなかった。

・駐車場に置いてあったタイヤのホイールが浸かり潜水艦状態になった。

【住吉団地】

敷地内にある公民館が指定避難所だが、途中の道路が冠水し、公民館も一時孤立状態となった。避難所は高台にある向洋小学校で、町内会長等が声かけしたものの避難者はいなかった。

8月9日(土)午前9時追記:現在、住吉団地の水は引いています。

・自宅の浸水はないが、仮設の前の道路が冠水しているので家から一歩も外にられず移動スーパーにも行けなかった。だいぶ水は引いたけど、高潮はどうにもならない。

・高潮で側溝から逆流して道路が川のようになった。こんな状況になるとは入居して初めて知った。潮水は錆びるのでやっかい。

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RSY令和6年能登半島地震への対応(第28報)

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

8月5日、第44回目の三者定期協議が開催されました。この会議は、穴水町・穴水町社協・NPO(RSY等)が互いの持てる情報を共有しながら、課題提起や課題の解決を探るため、定期的に開催されているものです。

 

RSYが穴水町に支援に入ったのは地震直後の1月3日。2007年の能登半島地震でもお世話になった穴水町社協を軸にした連携体制による支援がすぐにスタートします。他方、避難所や車中泊、在宅(納屋、車庫等を含む)等での避難生活支援に関しては、町との連携が不可欠になります。そこで、穴水町社協から町役場のキーパーソンをお聞きし、1月8日に栗田が穴水町災害対策本部を訪れ、定期的な協議の場の必要性を申し出ました。即決で快諾いただき、翌週1月16日より毎週火曜日17:00~1時間程度、穴水町役場で開催が定例化していきます。

 

議題は、当初は、避難所での「T(トイレ)・K(食事)・B(寝床)」を中心に、とにかく「生きていくだけで精一杯」の過酷な状況下での官民による支援について、協議しながら進め、進めながら協議するといった状況で、とにかく修羅場をともに乗り越えていったという印象です。

 

3月からは毎週を隔週に変え、現在に至っています。

今日の議題は、仮設住宅入居者の状況や社協主催による在宅訪問事業の進捗報告等がありました。震災から1年8か月が経過し、今度は「日々の暮らしで精一杯」の現実の中、いかに孤立・孤独を防ぎ、今後の恒久的な暮らしの再建を果たしていかれるかが、大きなテーマとなっています。

 

今後も三者の得手、不得手を補い合い、一人ひとりの復興に向けて、一番いい選択肢をともに模索していきたいと思っています。(報告:代表理事・栗田)

(RSY)6日からの大雨の影響について/石川県穴水町

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

8月6日からの大雨の影響で、RSYが拠点を置く石川県穴水町にも6日夕方~7日午後にかけて大雨・洪水警報等が発令されました。

これに伴い町は4カ所(プルート、向洋小学校、兜公民館、諸橋公民館)に自主避難所を開設。RSY現地スタッフは、7日朝から地元社協職員と共に浸水が心配された仮設団地を中心に巡回し、道路状況の確認や個別訪問による声かけを行いました。

特に大雨が降るといつも冠水する川島第2団地の一部と住吉団地を巡回したところ、川の越水で川と道路の境界が曖昧になっていました。また、排水設備からの逆流でひざ下10㎝程度まで浸水が進み一時外出できなくなるなどの孤立状態となっていました。

正午頃に満潮を迎えることから、さらなる浸水が心配されましたが、天候の回復と共に少しずつ水が引き、ギリギリで家屋被害は免れたという状況です。

町社協の最終報告によれば、兜地区で5世帯が床下浸水したものの、いずれも家族や近所で対応するとのことでボランティアの要請はありませんでした。

当該エリアの道路冠水は、これまでも大雨の度に発生しており、都度役場にも報告されていますが、「雨量が川の許容範囲を超え逆流して浸水する内水氾濫については、現状すぐに対応できる手立てがない」とし、車の移動や早めの避難を呼びかけるにとどまっています。

鹿児島県にも大雨特別警報が発令されるなど、大雨への警戒は全国的に高まっています。浸水や土砂災害の危険エリアにお住まいの方は、できるだけ早めの行動がとれるよう防災アプリやSNS等で情報収集する他、遠隔地であっても家族・知人へ共有したり、または隣所同士で声をかけ合い、命を守る行動を心がけて頂ければと思います。

★気象庁:キキクル
大雨による土砂災害、浸水、洪水の危険度を地図上でリアルタイムに確認できます。
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#zoom:11/lat:37.256839/lon:137.007408/colordepth:normal/elements:land

★ウェザーニュース:雨雲レーダー
最新の雨雲の動き、12時間、24時間と最大で60時間先の予想を確認できます。
https://weathernews.jp/onebox/radar/

(住民の声)
・80代・女性
こんな水、あの時の地震と比べたら何も怖くない。オタオタしても仕方ない。でしょ?でも困ったね。昼から病院にいかなければいけないんだけどなぁ。

・70台・女性
川っていっても、塩が混じった海水が上がってくるから、車にかかると錆びちゃうの。駐車場がいつも冠水するので今回も車を先に安全な場所に移動させて様子を見ています。冠水には慣れてるけど、こんなに水が来たのは初めて。

・80代・女性
6日の19時頃、雨がひどくなると聞いたので山間部にある自宅に車で友達と一緒に避難したの。家は半壊だったけどとても涼しかったので一緒に話しながら一晩過ごした。夜中に1回ドンッて突き上げる短い揺れがあった。(近くの避難所に行かなかった理由を聞くと)避難所は駐車場が一杯で入れないと思って。。でも今話を聞いて、家の倒壊や土砂崩れの危険があったと反省しました。次はまず避難所に行くようにします。

・80代・男性
電気、ガス、水道はいつも通り使えています。これじゃぁ、買い物にも病院にもいけない。今日は水が引くまで外出はせず家にいるようにします。声をかけてもらえてホッとした。ありがとう。

・60代・女性
うちのエリアは防災無線が入らず、防災ラジオの電波状況も悪いので電源を切ってしまっている人もいます。いつ避難すればよいのか分からず戸惑いました。

・40代・女性
これまでも大雨が降ると水道の水が濁ることが度々あった。キッチンの排水溝からボコボコと音がして水の流れが悪くなることもある。役場を通じて業者にも何度か見てもらったけれど、建設時の不備はないとの回答で原因不明。今回も水が濁るかもと不安。

RSYはこれらの声を町・社協に届けると共に、本日冠水エリアを再訪問し、今一度避難所の場所や避難手順を確認すると共に、必要に応じて飲用水の配布等を行う予定です。

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(RSY)カムチャッカ半島地震の影響について

みなさま

お世話になります。RSY事務局です。
本日午前中に発生したカムチャッカ半島沖の地震の影響で、各地に津波注意報・警報が発令されています。

RSYはSNS等を通じて関係者へ注意喚起を行うと共に、東日本大震災で支援に関わった宮城県七ヶ浜町の皆さんへコンタクトを取り、安否確認と情報収集に努めています。

今のところ目立った被害はなく落ち着いているということですが、津波注意報・警報は現在も発令中で、満潮時刻が重なれば一層の警戒が必要となります。暑い中での避難は危険を伴うこともありますが、熱中症対策をして引き続き海には近づかない、沿岸地域は高台への避難を継続するなど心がけて頂ければと思います。被害が広がらないことを切に願います。

(住民の声)
★Iさん(60代女性/元RSY現地スタッフ)
地震の揺れも感じず、いきなりの警報アラーム、防災無線でびっくりしました。避難所には町の職員1名、区長、女子中学生1名と私のみ。道すがらエアコン稼働状況を確認したところ、在宅の世帯がほとんどだと思われました。

区長と私は正午をもって高台にある自宅へ帰宅しました。無線の情報を耳にしますが、地域によって避難者数はバラバラのようです。海沿いの地区や高台の小学校には10〜20名位。駐車場で車内待機をする方もいましたが11時過ぎには帰宅。中学生も11:30頃帰宅、町職員だけになりました。

避難所はエアコンが効いて涼しいですが、外との気温差があるので、高齢者の方は在宅避難で様子を見るといった方も多かったかも知れません。今回は地震の揺れを感じない津波警報からの避難という新たな体験でした。

★Sさん(50代男性/漁師)
漁港で作業をしていましたが速攻で高台にある自宅に戻り待機してました。今のところ大丈夫です。周りのみなさんも避難所や知り合いの家に避難してます。声をかけあい安全第一を心がけますね。危ない時はみんなでもっと高台に逃げます。

★Wさん(60代女性/災害公営住宅在住)
住民を避難所へ誘導しました。高齢者ばかりしかいないので、歩行が大変な人は役場に避難してもらい福祉課につなぎました。中には「避難はしない」という人もいましたが、海も近いため、せめて垂直避難をしてもらいたいと思いますが、もし停電した場合エレベーターが使えず、足腰が弱いお年寄りは上にも上がれないため課題山積です。

【募集8・9月分】現地穴水活動ボランティア(令和6年能登半島地震)

おかげさまで、ボラまち喫茶がオープンし、
少しレイアウトが変わったこともあって、
新しいお客様もいらしています。
しばらく穴水に行っていない方、
これから行こうかなという方、ぜひ、参加をお待ちしています。
ボラまち亭限定販売の「ボラまちグッズ」も人気ですよ~!

【概要】

日程:
107陣:8月7日(木)~8月10日(日)
108陣:8月21日(木)~8月24日(日)
109陣:8月28日(木)~8月31日(日)
110陣:9月4日(木)~9月7日(日)
111陣:9月11日(木)~9月14日(日)
112陣:9月18日(木)~9月21日(日)
113陣:9月25日(木)~9月28日(日)

8月分はこちら

9月分はこちら

出発/帰着場所:RSY事務所前(名古屋市東区泉1‐13‐34)
9:30出発 19:00帰着(交通事情によります)

月曜日が祝日であっても、木曜~日曜の3泊4日で変更はありません

※配布用のチラシも添付します。告知にご協力ください。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
(地元社会福祉協議会からの依頼に基づいています)

活動内容:
交流会や足湯&カフェサロン等の運営補助、看護・福祉ニーズの高い要配慮者への対応(健康チェック、生活環境の整備)

各種イベントのチラシポスティング等

活動時間:原則として、9:00集合・オリエン。内容により活動時間は前後します。

活動場所:ボラまち亭を起点として、穴水町内に出向くこともあります。

ボランティア登録場所:ボラまち亭。

宿泊場所:ボラまち亭
宿泊料:無料

宿泊施設備品等:暖房器具、電子レンジ・冷蔵庫・エアコン・トイレ・シャワー。公衆浴場(有料)へは徒歩で行けますが、お弁当などは、タイミングを見て買い出しに行きます。ゴミは各自お持ち帰りください。簡易ベッドは、ありますが寝袋等の寝具をご持参ください。

第63回社会貢献者表彰

このたび、当法人が公益財団法人社会貢献支援財団による第63回社会貢献者表彰を賜ることになり、7月14日、帝国ホテル東京で開催されました表彰式典に代表理事・栗田が参列して参りました。

 

歴史あるこの賞に、今年度は30団体が選ばれました。子どもの居場所づくりや難民支援、発達障害児への楽しく安全なヘアカット、男の介護教室などなど、全国から信念を貫き活動している方々とお会いでき、とても刺激的な機会となりました。

 

愛知県からは、愛知県被災者支援センターでもお世話になっている名南病院の早川医師や能登半島地震支援でご一緒いただいた、つなぐ子ども未来の安藤さん、他にもアイキャンらも受賞されていて、ともに普段の活動をねぎらいあう機会にもなりました。

 

また、同財団の会長は安倍昭恵さん。「ぜひ能登へお越しください」と、お願いをしました。

副賞はなんと100万円!

安倍会長も、選考委員の吉永みち子さんもご挨拶で、「自分や家族、スタッフでおいしいものを食べたり、皆様方自身の英気を養ったりしください」、と言われましたが、そんなことはやはりできませんね。穴水はもとより、今後の支援活動に大切に活用させていただきます。

 

【報告】ウクライナ料理“ボルシチ”の炊き出しを行いました!

日頃よりRSYと共にウクライナ避難者支援活動を共に行っている日本ウクライナ文化協会(以下、JUCA)は、“日本で受けた支援のお返しがしたい“という避難者の声を受け、昨年4月に穴水町でのウクライナ料理の炊き出しを行いました。
会場となった川島第3団地の皆様に喜んでいただけたことと、今もなお頑張っていらっしゃる皆様にもっと元気になってもらうべく、今年もJUCAが炊き出しを企画し、ウクライナ避難者とともに2025年6月7日に、2回目の“ボルシチ”の炊き出しが行われました!!

出発前日には、炊き出しには参加できないが事前の準備だけでも、とボルシチエキスパートメンバーが準備に励み、とても良い香りが充満していました。

準備も整い、9名の避難者とJUCAスタッフ1名そしてRSY からもウクライナ担当者が2名同行し、3台の車に機材や材料などを詰め込んで、一泊二日の炊き出しの旅へ出発!

現地に夕方到着し、早速明日の下ごしらえを始めました。

翌日、天気にも快晴!
昨年同様、川島第3団地に今回もお邪魔し、ウクライナの代表的な家庭料理である”ボルシチ”と”黒パン”と”手作りレモネード”を振る舞いました。

ビーツと言う野菜から作られる真っ赤なスープのボルシチは、日本にはまだ馴染みがなく、どんな味なのか想像ができない方も多いです。ですが!川島第3団地の皆さんは初めてではありません!

『今年も食べに来たよー!どんな味かは忘れたけどっ!あはは!』
『去年も来てくれたね!見覚えがあるよ』
『去年より風味が増して、もっと美味しく感じたよ』
『初めてだからどんな味かわからなかったけど、見た目よりさっぱりしてる!とっても食べやすいわ~』
『暑かったけど、レモネードがさっぱりしていて本当に美味しくて、三回もおかわりしちゃったよ』

6月初旬でしたが、天気に恵まれとても暑い中の炊き出しとなりましたが、40名程の方がお越し下さり、会話も弾みました。

昨年は仮設住宅への入居が始まったばかりで、被災者同士の交流もそこまで多くなかったとのことでしたが、今回は昨年の思い出話をしたり、昨年参加した方が初めての方を誘って参加してくださったり、とてもわきあいあいとした雰囲気でした。

ウクライナ語で『ありがとう、おいしかった!』を何度も練習したり、ウクライナの方との交流だけでなく、団地入居者同士の会話にも花が咲き、いつまでもおしゃべりを楽しんでくださる方もおり、本当に良い交流の一時でした。

避難している方にしかわからない心の傷に、国籍や言葉は関係ありません。ウクライナ避難者だからこそできる支援があります。
日本語を話せる避難者は増えてきて、炊き出しに参加したウクライナ人も通訳なしで会話もできました。避難者同士、支え合い、言葉を掛け合う場面がとても印象的でした。
日頃から多くのウクライナ避難者の方が、『これまで日本で多くの支援を受けたので、何か恩返しがしたい』とおっしゃっています。
その為、昨年の能登半島地震発災直後に行われたRSY の募金活動にも多くのウクライナ避難者が参加してくださいました。
彼らは帰り道で『次の炊き出しは何を作ろうか!』と話をしていました。
来年と言わず、この冬にでも再会できそうな勢いです!!

☆ちなみに…
避難者の雇用の場を作ることを目的に、2024年にウクライナ料理レストラン『ジート』が名古屋にオープンいたしました!
現在は栄にあるマルエイガレリア3階に移転し、リニューアルオープンいたしましたが、こちらでは炊き出しで振舞った”ボルシチ”をはじめ、数々のウクライナ料理が楽しめます。避難者が腕によりをかけ、心を込めて調理したおいしい料理を皆様に振舞います。是非お越しください!!
また、この度名古屋市のふるさと納税の返礼品で避難者を支援する取り組みが始まりました。
返礼品の内容は、ウクライナ料理レストラン「ジート」のお食事券、避難者の方々が手作りしたウクライナ伝統刺繍のコースターを選ぶことができます。
寄付方法などの詳細は、名古屋市WEBサイトをご覧ください。

【あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワークの取り組み】

2022年にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、東海エリア(愛知岐阜三重)には現在130名程の方が避難されています。中でも名古屋市は多く、約80名ほどとなります。
RSYはあいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワークの事務局を担い、JUCA とは日々協力しながら支援活動を続けており、日々の困り事や問題など、避難者からの相談に対応しております。
初めはすぐに戦争が終わり、一時的な避難として滞在を考えていた方ばかりでした。残念ながら未だ終戦の見通しが立たず、避難生活から定住というフェーズに変わってきました。
就労、日本語習得、日本独特の生活ルールの定着、精神的ストレス、子どもの教育等…課題は尽きませんが、それぞれの想いを抱きながら毎日を過ごしています。
長い方で、避難生活は早3年となりますが、これまで自分達が日本の方に多くの支援をいただいていることに、何か役に立ちたい!と多くの方が思っています。
これからは支援を受けるだけではなく、避難者自身がその想いを実現できるよう、私たちも活動していきます。

★日本ウクライナ文化協会のボルシチ炊き出し報告
https://www.facebook.com/groups/492414314494363/permalink/2301546526914457/

★参加避難者の炊き出し報告YouTube
https://youtu.be/X08TKqTAvbU
→ご本人のチャンネルはこちらです:ウクライナのリザちゃんネル

★あいち・なごやウクライナ避難者支援ネットワーク
https://www.aichinagoya-borsch.com/

RSY令和6年能登半島地震への対応(第27報)ボラまちフェスタ報告

※私たちの活動は、皆様からのご寄付、並びに日本財団「令和6年能登半島地震(2024年1月発生)に関わる支援活動」、赤い羽根共同募金「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」からの助成金を頂き実施しています。

 

★ボラまち亭開所1周年記念「ボラまちフェスタ」開催!

「みんなの居場所・ボラまち亭」は穴水陸上競技場の管理棟をお借りして昨年6月より物資支援や駄菓子販売、イベント開催などを行い、多くの方にご利用いただいております。

今回は、開所1周年を記念して、同じ敷地内にある由比ヶ丘団地の2つの集会所もお借りして「ボラまちフェスタ」を開催。

心配だった天気にも恵まれ、町民・町内外のボランティア合わせて約500名が参加し、思い思いの1日を楽しんでいただきました。

各コーナーでは、キッチンカーや炊き出し会場の「お食事処」、足湯や美味しいお茶の淹れ方教室、ヘアカットなどの「癒し処」、野菜販売や子ども縁日、コンサートなど、てんこ盛り。

これまでのボラまち亭での活動の総まとめのようなイベントとなりました。

 

「久しぶりに祭りのような雰囲気になって楽しいね」

「仮設団地にキッチンカーが4台も集まって何を食べようか迷っちゃった」

「和太鼓の演奏で元気をもらった」

 

など、さまざまな感想をいただきました。 

ここで全てのご紹介はできませんが、これまでご支援・ご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

ボラまち亭はこれからも、住民のみなさんやボランティアさんの力も借りながら活動を続けます。

引き続きよろしくお願いいたします。

(報告:穴水拠点スタッフ 長田)

 

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